株式会社マルケト(現アドビ株式会社)でインサイドセールス部・ゼネラルビジネス営業部を統括し、企業の営業組織改革・プロセス改善・マーケティングオートメーションによるデジタルシフト、スタートアップにおけるテクノロジーを活用した組織構築を支援。株式会社みずほ銀行、株式会社リクルート及び外資系IT企業での10年超の法人営業経験、トップセールス・最優秀社員として国内外において多数の表彰実績を持つセールスモデル実践経験、マネジメントとしての事業成長牽引の経験を持つ。2022年エンハンプ株式会社を設立し代表取締役に就任、2022年11月にゼロワングロース株式会社取締役に就任。著書に『レベニューオペレーション(RevOps)の教科書 部門間のデータ連携を図り収益を最大化する米国発の新常識』(MarkeZine BOOKS)がある。
川上さんにはじめてお会いしたのは2017年、マルケト(現アドビ)に入社し、入社後のオンボーディングの一環で川上さんの営業に同行させて頂いた時でした。今でもその時のことを鮮明に覚えています。顧客起点であり、先方の顧客課題や理解レベルに合わせてどういった独自性のある価値が提供できるのか、非常にわかりやすく提示しておられました。ハイパフォーマンスを出す営業の方には様々タイプの方がいます。圧倒的なコミュニケーション力がある方もいれば、もの凄くクロージングが得意な方もいます。
川上さんの場合は、科学されたロジカルな商談の進め方で、圧倒的な成果を出し続けていました。それは、誰にも真似できないものではなく、体系化された再現性があるセールスモデルで、マネジメントとして営業部のメンバーにも受け継がれ、営業部長としても大きな成果を上げられていました。受注をゴールではなく契約のスタートとして、顧客基点に商談を進め、ロジカルに商談を組み立て進めていくセールスプレイはもちろん、高いフォーキャスト精度でアドビ統合後のマルケトビジネスを牽引していました。
現在は弊社のセールスイネーブルメントのサポートを頂いています。様々な書籍や手法はありますが、絶対的な正解や答えはなく、自社の事業にあった再現性のある型を組織として見つけ磨いていくことが必要です。継続的に事業成長していくには、少数のトップパフォーマーに頼り切ることはリスクがあります。いかに再現性のある組織として営業を強くしていくか。
金融・人材・IT / 内資・外資/大手・スタートアップとコモディティから複雑なコンサルティングが必要な高額商材まで、異なる環境下で成果を出されてきた川上さんの支援はきっと皆さんの会社にも新たな気づきを与えてくれると思います。
レベニューオペレーション(RevOps)の教科書
-部門間のデータ連携を図り収益を最大化する米国発の新常識-(MarkeZine BOOKS)
部門間のサイロ化を解消し持続的に収益成長するための戦略戦術を司るレベニューオペレーションモデルについて解説した書籍『レベニューオペレーション(RevOps)の教科書』(翔泳社)を2024年9月25日(水)に発売いたします。本書籍では付加価値の高い領域で競合優位性を発揮するための標準的なオペレーションモデルについてグローバルのレベニューリーダーのインタビューも交えて理解を深めていただける内容で構成しています。
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